屋外にあったトイレを、部屋内のトイレに造作リフォーム　大津市

「トイレが家の外にある…」というお客様のお悩み

今回ご紹介する事例は、滋賀県大津市にお住まいのN様低です。住宅は築49年の二階建ての一戸建て。70歳代のご主人と奥様が長年住まわれてきたこのお住まいには、こんなお悩みがありました。

「安全のためにも、屋外にあるトイレを、家の中からでも行けるトイレにリフォームしたい」

お客様のお宅では、玄関を出たところにトイレ専用の建物があり、夜中に目覚めたときにも、わざわざ外に出ないとトイレに行けないという状況でした。

弊社にそんなご相談があったのも、これまでに給湯器の取り替えなどをさせていただいていたご縁からでした。

ご相談をいただき、家の中のどのスペースをトイレにしたいのか、新しいトイレにはどんな機能を求められているのかなど、お客様のご要望をしっかり聞かせていただきました。

家の中にあったボイラー室を新しいトイレに造作リフォーム

屋外のトイレを、屋内のトイレにするために、私たちはお客様の家の中にあったボイラー室をトイレスペースとして使えるのではないかと考えました。

このボイラー室は、家の中にありながらも、外からシャッターを開閉することでしか出入りできません。しかし、壁をぶちぬけば勝手口とつながっている構造になっていたのです。

つまり、シャッターを外壁にし、ボイラー室のひとつの壁をぶちぬき勝手口とつなげることで、家の中からでも行けるトイレのスペースができるというわけです。

トイレは最新機能を完備。リクシル「アステオ」

そんなご提案をさせていただき、ボイラー室をトイレスペースとして使うことが決まりました。次は主役のトイレです。お客様のご要望は、

「最新機能がほしい」ということでした。

そこで、自動開閉や自動洗浄などの最新機能が完備されているリクシル「アステオ」を採用させていただきました。
手洗い器を置くには少し狭いスペースでしたので、アステオの手洗い付きのタンクを取り付けることで対応しています。

アクセントとして、もともとボイラー室の廊下側の壁についていた窓の開口を再利用し、棚を付けさせていただきました。お花を飾り、空間を華やかに演出しています。

特注の建具を仕立て、納まりよく施工

また、建具の納まりは特に注意して行いました。もとのボイラー室の天井が低く、かつ、建具の開口幅になるはずのところに隣の壁のタイルが出っ張っていたからです。

最大限、開口の幅をとりつつ、人がじゅうぶん通れる600mm幅を確保し、対応させていただきました。
建具は、リクシル製の引戸を、幅に合わせて特注でお作りしました。

「新築のトイレみたい！」というお客様の嬉しいお声

9日間の工期を経て、無事トイレの造作リフォームが完成しました。
新しくなったトイレをご覧になったお客様より、

「まるで新築のトイレみたい！キレイになって嬉しい！」と、こちらまで嬉しくなるお言葉を頂戴しました。

なにより、これまで外にあったトイレが、部屋内にできました。新しい壁には断熱材も入れており、より快適にお使いいただけるかと思います。

トイレの造作リフォームに関するご相談は、滋賀県草津市のクサネンまでお気軽にお問い合わせください。

お住まいには外トイレしかなくご不便でしたが、この度のリフォームで室内に新しくトイレができ、度々外へ出ることがなくなり、これからは段差のないトイレを、安心してご使用していただけると思います。