2019/10/16
“二世帯で住む一戸建て”を暮らしやすくリフォーム | もう1つのキッチンや個室作り
- キッチン
- 内装工事
- エクステリア・外壁・その他
- 二世帯
- 住宅タイプ:
- 一戸建て
- 築年数:
- 約30年
- 地域:
- 湖南市
- 施主:
- M様邸
- 商品名
- キッチン / LIXIL「シエラ」
建具 / LIXIL 「ラシッサS」
サンルーム / 三協「ハピーナ」
※その他、カーテンをトータルコーディネート
※結露が気になる部屋に内窓を取り付け
- 工期
- 2ヶ月
- 費用
- 860万円
湖南市の一戸建てに、二世帯(6人家族)でお住まいのM様より、世帯ごとの生活空間を1つのお家の中でなるべく分離し、なおかつ個人のプライベートスペースを作るリフォームのご依頼をいただきました。
リフォーム前の一戸建ては「キッチンが1階に1つ」しかないことが不便
今回メインで改修工事を行う部分は、一戸建ての2階以上全てです。
M様のご両親が1階で主に生活されているので、M様ご夫婦ならびにお子さんたちの生活空間は、”2階より上”となっています。
築年数なりの壁紙の見た目の劣化なども目立ちますが、1番の課題は「キッチン」でした。
リフォーム前の一戸建てには、キッチンが1階に1つしかなかったため、M様ご一家は1階で料理を作り、それを2階の食卓へ運んで食べることが多かったそうです。
そのまま1階で食事をとられることもあったかもしれませんが、それにしても料理をわざわざ2階へ持って上がり、食事後はまた1階のキッチンまでお皿を下げにいくことは、かなり面倒。
また、お皿を持ったまま階段を上り下りするわけですから、転倒リスクも懸念されます。
「キッチンを、自分たちの世帯が生活する空間にもう1つ作りたい」との思いは、やはり大きかったようです。
「大きくなった子どもの個室をそろそろ作ってあげたい」とご希望
写真は、リフォーム前の一戸建ての子ども部屋です。
リフォーム前は1つのお部屋を共有していましたが、お子さんたちが皆大きくなられていることもあり、「そろそろ個室を作ってプライベートの空間を確保してあげたい」との希望がありました。
「1階で生活する両親に”ゆっくりできる場所”を作ってあげたい」ともご希望
写真は、M様のご両親が生活される1階部分の外観です。
今回のリフォームでは1階内部の大幅改修は行いませんが、自由に使える広いスペースを活かし、「両親が体を労わって、ゆっくりできるような設備を1つ整えたい」とのご希望がありました。
リフォーム後は2階にキッチン付きの広いリビングができ、1階からご飯を持って上がる必要がなくなった
以降、リフォーム後のM様邸です。
まず、リフォームにあたってM様がもっとも「変えたい!」と思われていた2階ですが、ご希望通り1階のキッチンとは別にもう1つ、キッチンを設置しています。
キッチンの種類は、LIXILの「シエラ」です。
2階に新しくLDKができたことで、1階からご飯のお皿を上げ下げする面倒さはなくなり、M様のご両親世帯・M様世帯の生活空間が、少し独立することとなりました。
パソコン等が使用しやすいようLANケーブルを通した個室を4部屋つくった
※個室1
2階の間取りを仕切り直して、さらに軒裏部分・吹き抜け部分など”空いているけど使えていない空間”を有効活用し、完全な個室を4部屋つくりました。
それぞれの個室の広さも、”自分だけのプライベート空間”としては十分。お子さんそれぞれの個室のほか、ご主人の書斎兼趣味のお部屋として、増えた個室を使われるそうです。
※個室2
※個室3
※個室4
ご主人もお子さんたちも、パソコンやその他AV機器・ゲーム機器をよく使用されるそうで、”ネット環境”の良し悪しにはこだわれられていました。
そのため、どの個室でもネットが快適につながるよう、各個室にきちんとLANケーブルを引いてきています。
外の光を感じながらゆっくりくつろげるサンルームを1階に設置
M様のご両親が生活を送る1階には、掃き出し窓から出られるサンルームを新設。
雨風を遮りつつ、外の光を感じることができるため、ご両親が自然のもとリラックスしてくれるだろうと、M様は大変喜んでくださいました。
サンルームの種類は、三協の「ハピーナ」です。
「快適に暮らしていけそう!」とお客様からのお声
一戸建てのリフォーム完了後、M様からは「家族みんなで、これまでよりも快適に暮らしていけそうです」とのお声をいただきました。
今は、建物自体が大まかに分かれている「分離型の二世帯住宅」も増えましたが、M様のように1つのお家でたくさんの家族と暮らしている人もまだ多いです。
“1つの家で、家族みんなで暮らす”毎日の幸せを、これまで以上に皆様で感じていただけるよう、微力ながらお手伝いができたことは、当社にとっても大変光栄です!