3階建のお家の外壁塗装 | 粉が付く白い外壁をグレーに塗り替え

M様邸にて、古くなったエアコン設備の交換のために、外壁に取り付いているパイプを調べていた際に、外壁のチョーキング現象が気になりました。

チョーキング現象とは、壁に触れた時に白い粉が付着する現象のことで、“塗膜が劣化しているので、外壁をそろそろ塗り替えた方がいい”という目安になります。

M様邸は築20年で、外壁や屋根の塗り替えを行ったことが無かったため、築年数から考えても近いうちの塗り替えが必要です。

チョーキング現象を放置すると、外壁の防水機能が低下して湿気が吸収され、コケやカビが繁殖するようになり、ゆくゆくはクラック(ひび割れ)ができて、雨漏りの原因となることも多いです。

そこで”エアコン設備の交換のために足場を組む場合、外壁や屋根の塗装も一緒に行えば、足場代を1回浮かせることができる”こともあり、内部リフォームと同じタイミングで外壁塗装・屋根塗装も行うことを提案させていただきました。

カーポートの屋根は外壁塗装の足場組みの前に撤去

上の写真は、塗装前の外壁です。カーポートの屋根が、外壁とつながっています。

「カーポートの屋根の汚れも目立ち始めていて、そのうちに交換をしたいです」とのお話でしたので、足場を組むために一旦撤去することにしました。

先述したように、3階建住宅の外壁は全体的にチョーキング現象が発生しており、カーポートの上部は雨粒のはね返りが原因なのか、黒カビも目立ちました。

少し雰囲気を変えたいとのご要望から、3階建住宅の外壁はグレーに塗装

塗装前の外壁は、色あせの影響もあるとは思いますが白っぽい色味でした。

今回は少し雰囲気を変えたいということで、パソコンのシミュレーションソフトを使って、様々な色のバリエーションを確かめられました。

その結果、「落ち着いていて良い感じですね」ということで採用されたのが、グレーの塗料です。

隣家との境目はシートを2枚使って養生

M様邸は、隣のお家とかなり近い距離で隣接していました。

塗装はローラーで行うので、塗料が飛び散る心配はさほど無いのですが、塗装の前段階として高圧洗浄があります。

もちろん、高圧洗浄もできるだけ水が飛ばないような工夫をして行うようにはしていますが、念には念をいれて、隣家との境目にはシートを2枚重ねて張り、細かな水しぶきが飛ばないように配慮しました。

カラーベスト屋根はブルーに塗装

経年数なりの塗膜の劣化が見られたカラーベストの屋根には、ブルーの塗料を選び、お家の外観全体のアクセントとなるように塗り替えました。

M様邸の屋根は急勾配になっていて、直接屋根の上に立って作業することができないところが一部ありました。

急勾配な屋根の塗装を行う場合は、外壁塗装用の足場と組みつける形で「屋根足場」を組み、安全性を確保しながら作業を進めていきます。

風が強い地域に建つ家の屋根塗装にも、屋根足場の組み立ては欠かせません。

まとめ

その他、カーポートの屋根を新しく設置し、玄関周りのブロック塀の塗り替えを行って、3階建住宅の外壁塗装・屋根塗装が完了しました。

白い粉がついて色あせていた外壁が、シリコン塗料を使った塗り替えによりつるっとキレイに生まれ変わりました。

ブルーの屋根とグレーの外壁が、シックで落ち着いた雰囲気を与えてくれます。

栗東市で3階建住宅の外壁塗装を行うならクサネンのリフォームにお任せください。