トイレの尿はねの掃除を楽にしたい | ホーローパネル付きトイレにリフォーム

今回リフォームしたのは、一戸建て1階にあるトイレで、同居されているご高齢のI様のお父様が、主に使用されます。

手すりの取り付けや段差の解消(それに伴うドアの交換)など、バリアフリー要素が重視されていますが、リフォームのポイントはそこだけではありません。

リフォーム前のトイレに関しては、ある深刻なお悩みがあったのですが、リフォームにより大きく改善されましたので、以下で詳しく取り上げます。

リフォーム前のトイレは、尿はねを掃除するのが大変でニオイがとりきれなかった

こちらが、リフォーム前のI様邸のトイレです。水分が染み込みやすい板張りのトイレは、尿はね汚れの掃除に手間がかかりました。

トイレを主に使用される方がご高齢ということもあり、どうしても尿はねの頻度が高いので、I様はこまめに掃除を行っていたたそうです。

しかし、蓄積された尿はね汚れは、どんどん目立つようになってきたとのことでした。(写真でも、便器の近くのフローリングが変色しているのが、確認できます。)

さらに、尿はねをふき取っても、染み込んだニオイまではなかなか取り切れず、トイレならではのイヤなニオイがこもりがちだったことにもお困りでした。

そこで新しくするトイレは、「尿はねのお掃除を、できるだけ楽にできるようにしたいです！」とご要望があったのです。

リフォーム後のトイレには、尿はねしても掃除が簡単なホーローパネルを取り付け

こちらが、リフォーム後のI様邸のトイレです。新しい便器はLIXIL(リクシル)の「アメージュZ」で、シンプルなデザインと機能で、比較的安価なことを気に入られて選ばれました。

尿が飛び散ってしまう範囲には、タカラスタンダードの「ホーロークリーントイレパネル」をはっています。

尿はねがあっても、パネルには染み込まず、水拭きするだけでキレイに汚れを落とせます。

これまでのお掃除では、板と板のすき間に入った尿を拭ききれなかったかもしれませんが、新しい床・壁なら拭き残しの心配はありません。シミや変色のない、キレイなトイレ空間を保つことができます。

また、リフォーム前の板張りのトイレでは、板に染み込んだイヤなニオイもかなり気になりました。

今回のトイレリフォームで、ニオイ・汚れの染みついた床板はすべて撤去していますし、ニオイが染み込まないホーローパネルを採用したので、イヤなニオイがこもらず快適に過ごせるようになりました。

ちなみに、「床にパネルをはると滑ってしまうのでは？」と心配に思われている方がいらっしゃるかも知れませんが、実際はそうではありません。裸足でも靴下でも、滑らず歩くことができます。

パネルだからといって転倒のリスクが上がるわけではないので、安心していただければと思います。

トイレの段差を解消してつまずきのリスクを軽減

上の写真はまたもや、リフォーム前のトイレです。

わずかに段差があることが、お分かりいただけますでしょうか？

今回のリフォームではバリアフリーにすることも目的なので、このトイレの段差も解消されています。

トイレの床を外した時の様子です。

(ちなみに、仮に段差がないにしても、先述したように尿はねによる汚れ・ニオイがひどかったので、古い床を撤去する必要性はありました。)

新しく床を組み直したトイレは、従来より12mmほど高さが上がり、手前のフロアとの段差が解消されました。

段差が解消されたことで、つまずきのリスクが軽減されますので、従来よりも安心してトイレをお使いいただけます。

また、トイレに腰かけたり立ち上がったりする時の動作を補助するために、手すりも取り付けられています。

以上、尿はねの掃除が劇的にしやすくなった、トイレリフォームの事例でした。

手洗器を便器より手前に新しく設置し、使い勝手が良くなったこともポイントです。

＜I様邸で行った他のリフォーム事例はコチラ＞

⇒　お風呂のドアを引き戸にリフォーム | LIXIL(リクシル)のアライズ

⇒　ベランダのFRP防水工事 | 浸水した床の間も補修　約80万円

栗東市で尿はねの掃除が楽にできるトイレにリフォームするならクサネンのリフォームにご相談ください。

おじいちゃんが使う1階のトイレの、床にしみ込んだ臭いと汚れ解消のためのリフォームです。ベランダの雨漏れもあり、和室の床の間の天井がひどい状態でした。お風呂もこの際だからきれいに、とのことで新しくしました。